2024年08月

今さら聞けない!世界に誇る「NEEDLES」(ニードルズ)の魅力を徹底解説

今さら聞けない!世界に誇る「NEEDLES」(ニードルズ)の魅力を徹底解説

ベーシックなデザインに飽きたおしゃれ上級者の御用達ブランドといえば、一癖あるデザインの楽しめる「NEEDLES」(ニードルズ)でしょう。若いファッション好きの間でも、勢いのあるブランドの1つです。新作が発表されるたび、争奪戦の巻き起こるアイテムも少なくありません。そこで今回はNEEDLESについて、ブランドヒストリーや魅力、代表アイテムなどを紹介していきましょう。

「NEEDLES」(ニードルズ)はどのようなブランド?

「NEEDLES」(ニードルズ)のブランド名は、どのような意味が込められているのでしょうか。洋服が誕生するのに必要不可欠なものの1つ「針(ニードル)」と、「必要以上に要らない」を意味する「Need-less(ニードレス)」の2つの意味が隠されているといわれています。細部へのこだわりと遊び心や抜け感のある、唯一無二の世界観世界に誇るジャパンブランドとして、おしゃれ好きなら誰もが知るブランドでしょう。

アメカジとワークスタイル、ネイティブスタイルとを融合した「NEEDLESスタイル」をぶれることなく掲げ続けている姿勢も、海外のセレブやファッショニスタからも絶大な支持を集めています。トレードマークの羽を広げたパピヨンマークは、街中で必ずといって見かけることでしょう。

「NEEDLES」(ニードルズ)のブランドヒストリー

ここからはNEEDLESのブランドヒストリーをみていきましょう。

デザイナー、清水慶三氏の誕生

1958年山梨県に生まれた清水慶三氏は、ファッション好きな両親のもとに育ち、兄の愛読していた「メンズクラブ」でアイビースタイルといったファッションに衝撃を受けてファッションに傾倒していきます。文化服装学園に入学するも試験日に遅刻し3か月で退学、バイトで授業料を稼いであらためて文化服装学園へ再入学しました。

日本で初めてナイキを扱うショップの立ち上げへ

文化服装学院卒業後は、ファッション系の会社に就職し、スタッフから店長にまで上り詰めます。空き物件で何かできないかと社内公募があった際に立候補した清水氏は、「Redwood」をオープンさせたのです。清水氏はナイキを洋服屋として日本で初めて取り扱うなどし、人気ショップへと成長させました。そしてのちにネペンテスを共に立ち上げる鈴木大器氏とも、この時期に出会っています。

伝説のセレクトショップ・ネペンテス

清水氏は29歳で独立を志し、アメリカンカルチャーへの愛情と造詣を詰め込んだセレクトショップとなる「ネペンテス」を立ち上げました。その後、似通ったセレクトショップが増えてきたことから日本国内生産でオリジナル商品をリリースしはじめます。これが、1995年にスタートさせた清水氏のオリジナルブランド、NEEDLESの始まりなのです。

NEEDLES(ニードルズ)の誕生、そして発展

NEEDLESを起点に、2003年には「SOUTH2 WEST8」、2017年には「AïE」といったオリジナルブランドも次々と立ち上げました。海外メーカーとの共同制作アイテムが主軸であり、世界各国のクリエーターやメーカーと精力的にプロジェクトを展開しています。

「NEEDLES」(ニードルズ)を代表するアイテムとは?

NEEDLESのアイテムは、癖のある特徴的なデザインでシンプルとは程遠い印象を受けるでしょう。ところがアイテム的には、実はごく当たり前に着られている定番のものなのはご存知でしょうか。ここからは、NEEDLESを代表するアイテムについて、いくつか紹介していきましょう。

トラックパンツ

清水氏自身が「ジーンズに代わる定番のパンツ」として位置づけているトラックパンツは、NEEDLESを代表するアイテムです。陸上の走路である「トラック」の名の通り素材はジャージ素材で、スポーティーな印象を与えるパンツでしょう。

サイドテープのラインとパピヨンマークはカラーバリエーションが豊富で、10本以上も所有しているコレクターも少なくありません。シルエットもストレートだけでなく、ブーツカットとナロー、ヒザデルパンツの4つのバリエーションがそろっています。一見するとスポーティーに偏ってしまい、ファッショナブルな着こなしは難しそうなアイテムに見えるかもしれません。ところが絶妙なシルエットと上品なカラーリングで、どのようなコーディネートにもマッチするアイテムとなっているでしょう。

モヘアカーディガン

清水氏自身が頻繁に着用していることで知られるのが、上質なアンゴラ山羊の毛を使うことでまるでシルクのような肌触りと光沢を実現している、モヘアカーディガンです。秋冬には毎シーズン新作が発表されていて、2020年発売のBEAMS別注モデルなどレアなものもファンの心をくすぐっています。ビンテージのようなカラーリングと大胆に配置されたパピヨンやチェッカーフラッグ、スターやアーガイルなどのクレイジーパターンがNEEDLESらしいといえるでしょう。

まとめ

芸能人や海外セレブをも魅了する「NEEDLES」(ニードルズ)は、誕生から四半世紀を過ぎても、普遍的かつ個性的な独自な世界観を展開し続けています。トラックパンツに代表される唯一無二のアイテムが豊富にそろい、コレクションしていく楽しみも味わえるでしょう。

セレクトショップ「MIGHTY WORKS.JAPAN 株式会社」では、NEEDLESをはじめこだわりのブランドを多く取りそろえております。ぜひご来店ください。

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